スプレーカーネーション切り花の出荷調整技術

書誌事項

タイトル別名
  • Postharvest shipping time adjustment of cut spray carnation flowers

この論文をさがす

説明

スプレーカーネーション切り花の出荷時期調整技術を確立するため,乾式および湿式で出荷調整した切り花の品質保持を検討した。スプレーカーネーション切り花の品質保持期間は、生け花開始から全花蕾の50%が終了するまでと定義した。生け水へのグルコース添加は冬季から3月までの切花では品質保持期間を延長したが,4月以降では効果がなかった。23℃での3日以上の出荷調整は困難であるが5℃湿式では14日間の出荷調整が可能であった。出荷調整後の品質保持期間に品種間差異は認められたが,多くの品種で低温下での出荷調整が可能であった。実需者レベルでの実証試験でも2週間の出荷調整が可能であった。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ