新たなモビリティ時代のサイバーセキュリティ -セキュリティによるジャパン・ブランドの向上に向けて-:2.自動車分野のCASE革命とサイバーセキュリティ

書誌事項

タイトル別名
  • 自動車分野のCASE革命とサイバーセキュリティ
  • ジドウシャ ブンヤ ノ CASE カクメイ ト サイバーセキュリティ
  • Cybersecurity in a New Era of Mobility - Toward Enhancement of Japan Brand -:2. CASE Evolution and Cybersecurity in Automotive Domain

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抄録

自動車分野では,「CASE」というキーワードを中心として,新しい技術,サービスの開発が進み,100年に一度の革命だと言われている.CASEとは,Connected(繋がる),Autonomous(自動化),Shared&Services(共有&サービス),Electric(電動化)の略である*.一方で,車載システムの複雑化と大規模化がさらに進み,開発現場では,開発を効率化しながら,セーフティとセキュリティをどのように確保するかが重要な課題となっている.本稿では,CASE革命による車載システムの変化について述べ,セキュリティの課題を4つの視点で整理し,対策のポイントを考える. *CASEの略語については現時点でさまざまな定義が存在するが,本稿では,2016年に独Daimler社が発表した際の定義を用いる.詳細は,https://www.daimler.com/case/en/ を参照されたい.

収録刊行物

  • 情報処理

    情報処理 61 (4), 338-343, 2020-03-15

    東京 : 情報処理学会 ; 1960-

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