書評論文 葛谷彩・芝崎厚士編『「国際政治学」は終わったのか―― 日本からの応答』(ナカニシヤ出版、2018年11月)
書誌事項
- タイトル別名
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- Review Essay: Aya Kuzuya and Atsushi Shibasaki, The End of International Relations? Reply from Japan, Nakanishiya Shuppan, November 2018.
説明
本稿は、葛谷彩・芝崎厚士編『「国際政治学」は終わったのか――日本からの応答』(ナカニシヤ出版、2018年11月)を俎上に載せ、同書が刊行されたことの意義と残された課題について検討するものである。まずは研究史を踏まえて本書の位置づけを確認し(第2節)、所収された論考に見られた論点を整理する(第3節)。そこから同書で扱われたこと/扱われなかったことを明らかにして、副題に掲げられた「日本からの応答」という切り口について批判的に考察を進めていく(第4節)。この考察を通して、本書では踏み込んで論及されなかった「日本における応答(歴史研究や地域研究における自己省察)」という論点を新たに提示したい。
収録刊行物
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- 九州地区国立大学教育系・文系研究論文集
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九州地区国立大学教育系・文系研究論文集 6 (1,2), No.6-, 2020-03-31
九州地区国立大学間の連携事業に係る企画委員会リポジトリ部会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050002213398831616
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- NII論文ID
- 120006813275
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- ISSN
- 18828728
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- HANDLE
- 10228/00007660
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles