PSP-ELISA(麻痺性貝毒簡易検査キット)を導入した佐賀県における貝毒モニタリング体制の検討

書誌事項

タイトル別名
  • A shellfish monitoring system at Saga Pref. for paralytic shellfish toxins using enzyme-linked immunosorbent assay (PSP-ELISA)
  • PSP-ELISA(マヒセイ カイドク カンイ ケンサ キット)オ ドウニュウ シタ サガケン ニ オケル カイドク モニタリング タイセイ ノ ケントウ

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説明

本研究では簡便かつ迅速な測定が可能な,酵素免疫測定法(enayme-linked immunosorbent assay; ELISA)を当県の貝毒モニタリング体制に導入することを目的とし,当県における毒化二枚貝類について,PSP-ELISA,公定法およびHPLCによる測定結果を比較し,PSP-ELISAの有用性を検討した。その結果,公定法との相関は,HPLCよりPSP-ELISAの方が良く,PSP-ELISAを,当県の貝毒モニタリング体制におけるスクリーニング検査として導入することで,簡便かつ迅速な対応が可能な貝毒モニタリング体制とすることが可能であることが示唆された。

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