長野県における有毒植物・毒きのこによる食中毒の発生状況

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長野県内で発生した有毒植物(山菜、野草)及び毒きのこによる食中毒について概説した。有毒植物による食中毒は1977年から2019年までの42年間に発生した件数は22件、中毒者数は87人であった。毒きのこによる食中毒は2010年から2019年までの10年間に発生した件数は16件、中毒者数は39人であった。なお、死者数はいずれの自然毒食中毒でも0人であった。食中毒原因の主なものは有毒植物ではスイセン、バイケイソウ、ハシリドコロであり、毒きのこではツキヨタケ、クサウラベニタケであった。

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