スペイン語のaunque 節の叙法選択に関する仮説の検証

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  • Verification of our hypothesis on the modal selection in the Spanish aunque clause
  • スペインゴ ノ aunqueセツ ノ ジョホウ センタク ニ カンスル カセツ ノ ケンショウ

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抄録

筆者のaunque 節の叙法選択に関する仮説は,①譲歩節の内容が現在・未来の推測の内容なら,未知型の接続法現在の動詞が使用される;②譲歩節の内容が現在の事実であって,話者が主節と副詞節の内容が矛盾しているように思うときには,意外型の接続法現在の動詞が使用される;③譲歩節の内容が現在の事実であって,話者が主節と副詞節の内容が矛盾しているように思わなければ,無標の叙法である直説法現在の動詞が使用される,である。今回,2 種類の譲歩表現(通常の譲歩文と疑似譲歩文)に注目して自身の仮説をアンケートなどで検証した。その結果を加えれば,筆者の仮説は以下のようになる。①と②の場合,通常の譲歩文を表現している。そして③の場合,疑似譲歩文を表現していることになる。

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