Interpretation of "Figures That Represent the Paradox of Pursuit of Happiness" by Frankl
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- フランクルの「幸福追求のパラドックスの図」の解釈
- フランクル ノ 「 コウフク ツイキュウ ノ パラドックス ノ ズ 」 ノ カイシャク
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強制収容所からの生還者であり、 精神科医としてニヒリズムと格闘し続けたフランクル(V.E.Frankl、 1905-1997)は、 人間は快感や力よりも、 むしろ本質的には意味を求めるものであると述べている。 快感や力を意志の対象とすることは、 本来的な「意味への意志」からの逸脱であるばかりでなく、 却って快感や力を取り逃がす自滅的な結果をもたらすとされる。 彼は、 こうした現象を示すのに、 特に名前が与えられているわけではない図を用いるが、 拙論ではそれに「幸福追求のパラドックスの図」と名付けた。 この図に、 フランクルが別の文脈で論じており、 かつ、 彼の思想の支柱をなしている「人生の意味への問いに関するコペルニクス的転回」を加味して考察した。 その結果、 「意志」と「意図的な追求」を分けて考える必要のあることが明確になり、 「幸福追求のパラドックスの図」をフランクルの直接的な言及を超えて積極的に解釈し、 新たな図を提示することができた。
Journal
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- Journal of Osaka Kawasaki Rehabilitation University
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Journal of Osaka Kawasaki Rehabilitation University 12 15-26, 2018-03
大阪河﨑リハビリテーション大学
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050003824850914176
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- NII Article ID
- 120006870097
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- NII Book ID
- AA12235266
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- NDL BIB ID
- 028948737
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- ISSN
- 1881509X
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- Article Type
- departmental bulletin paper
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- Data Source
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- IRDB
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- CiNii Articles