気球による銀河中心部の赤外線観測

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  • キキュウ ニヨル ギンガ チュウシンブ ノ セキガイセン カンソク
  • Balloon Observations of Infrared Surface Brightness of Galactic Center

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1976年5月気球観測によって我が銀河中心部の赤外線観測に成功した.その結果,我が銀河中心部にはM31と同様な楕円状の恒星の集団が存在することがわかった.この中心部はMiyamotoモデルによってよく表現され,総質量2.84×10^<10>M.,質量光度比3.7を示す.銀経30°から10°にかけて表面輝度,厚みがほぼ一定な部分が存在し,これはディスク成分が銀河中心から4kpc以内で急激になくなっていることで説明される.又銀経355.5°には1°以上の広がりを持つと思われる正体不明の明るい部分が存在することがわかった.

資料番号: SA0124785000

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