A man looks the moon in the relegated place -Sugawara no Michizane and Minamoto no Akimoto-

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  • 配所の月を見る人 ― 菅原道真の境地・源顕基の思い ―

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平安中期の貴族・源顕基が語った「咎なくて流罪とせられて、配所にて月を見ばや」は、後世多くの書に引用されているが、その意味するところは、明らかではなかった。しかし、この言葉を初めて引用した大江匡房の解釈や、同時代の「無実の罪による流罪」についての意識や、実際にその憂き目に遭った菅原道真の詩歌等から、仏道や数寄への関心ではなく、「世間的有用性を超えた才智によって、無実の流罪への恨みや悲憤を通り抜け、澄明な、余裕さえ持った境地において、月と向かい合いたい」という解釈を提案した。

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