The beliefs of teachers in charge of Japanese language education at primary schools

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  • 小学校の日本語指導担当教員が持つビリーフに関する研究

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日本語指導が必要な児童生徒が抱える教育的課題は多岐にわたるため、その対応には現場の教員の視点を取り入れることが必要であると考えられる。本研究では、小学校で日本語指導が必要な児童を担当する教員のビリーフを探求することを目的に、インタビュー調査を行った。5 名の教員に対する調査の結果、共通して現れたビリーフは①学習に関する指導、②生活・学習態度に関する指導、③日本語教室の役割、④担任教員との連携という4つの領域に分類された。このビリーフには、教員が学校生活での行動や学習態度などを含め、広い視点で児童を捉えようとする傾向が見られた。また、教員は言語知識や教科内容に関する知識の習得のみを目的として指導するのではなく、児童が集団内で、その一員として活動に参加し、他者とのつながりから学ぶという点を重視していることが明らかになった。

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1050005667195943296
  • NII Article ID
    120005774854
  • NII Book ID
    AA12600536
  • HANDLE
    10086/27972
  • Text Lang
    ja
  • Article Type
    journal article
  • Data Source
    • IRDB
    • CiNii Articles

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