日本における非寄生性風土病

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  • ニホン ニ オケル ヒキセイセイ フウドビョウ
  • A Review of the Literatures Concerning the Endemic Diseases Caused by Non-infectious Origin in Japan

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抄録

以上著者は我国の非寄生性風土病の中,主要なものについて文献を中心とした展望を試みてきたが二,三の点について綜括的考察を加えたい.和辻は日本の風土の特徴はその台風的性格にあるとし次の様に述べている.「日本はシベリアの漠々たる大陸とそれよりも更に一層漠々たる太平洋との間に介在して,極めて変化に富む季節風にもまれている.一方に於ては"台風"という如き季節的ではあっても突発的な,従ってその弁証法的な性格とその強烈さとに於て世界に比類なき形を取り,他方に於てはその積雪量に於て世界に類なき大雪の形をとる.かく大雨と大

Some endemic diseases due to the etiological factors other than parasitic, bacterial and viral infection are found in Japan. Most of them are usually called by japanese native name. This paper describes a review of the important works on this subjects pub

長崎大学風土病紀要 4(4), p.275-292b, 1962

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