Margery Fish and her narratives on Modern Cottage Gardens in post war England : home, gender and cultural geographies of gardens

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  • 1950年代に活躍した英国人著述家マージェリー・フィッシュによる庭園の語りから試みるホームとジェンダーをめぐる庭園の文化地理学
  • 1950ネンダイ ニ カツヤク シタ エイコクジン チョジュツカ マージェリー ・ フィッシュ ニ ヨル テイエン ノ カタリ カラ ココロミル ホーム ト ジェンダー オ メグル テイエン ノ ブンカ チリガク

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マージェリー・フィッシュ Margery Fish(1892-1969)は、20世紀後半の英国のガーデニング界に大きな影響を与えた庭園著述家のひとりである(Chivers and Woloszynska, 1990など)。マージェリーと夫ウォルター・フィッシュは、1937年に英国南部サマーセット州の村にあるイースト・ラムブロック・マナー East Lambrook Manor に移り住み、その敷地で庭園をつくりはじめた。その過程をマージェリーが『私たちは庭を造った We made a garden』(1956)に語った。本稿では、彼女のホームのガーデニングの思想が、夫ウォルターとの生活の中で、どのようにして生まれ、実践され、醸成されたのかについて『私たちは庭を造った』(1956)をはじめとする8冊の著作と彼女のホームでありガーデニングの実践の場であったイースト・ラムブロック・マナー庭園の風景から考察した。彼女は『手間のかからないガーデニング Carefree Gardening』(1966)という手法を提唱して、ガーデニングをできるだけ手軽に行いたい世代の人々の心をつかみ、現代のコテージ・ガーデン・スタイルを再創造した。

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