ライチ加工品の保存性に及ぼす処理条件の影響

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  • Effects of processing conditions on storage stability of litchi products

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抄録

当県で生産されるライチについて,今後の生産量の拡大に伴い,加工品の需要が高まる可能性があることから,ライチの加工品としてシロップ漬の試験を行った。その結果,種がある場合は約20日,種がない場合は約11日で果実とシロップが平衡となることが分かった。またライチは果肉の褐変が著しいことから酸化防止剤であるL-アスコルビン酸を添加したところ,試験開始から5ヶ月経過後の時点において,L-アスコルビン酸を加えない区と比較し,褐変が抑えられた。その濃度は0.5%が適しており,官能評価についてもブランチングを行った区の次に評価が高かった。

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