The Significance of the Effects of Sound and Hearing in Animal Farm

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抄録

本論考では20世紀前半のイギリス人作家、George Orwell(1903-1950)のディストピア小説であるAnimal Farm(1945)における音と聴覚が全体主義支配の中でどのように機能しているのかを分析する。社会主義革命の腐敗を動物寓話の形で風刺した作品であるAnimal Farmにおいては、音が動物達の正しい現実認識を阻害する機能を果たしていることが考察できる。

収録刊行物

  • Paulownia Review

    Paulownia Review 26 51-58, 2020-03-15

    東京 : 大東文化大学大学院英文学研究会

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