放線菌J‐13‐3株のマイコデキストラナーゼ遺伝子の下流に見出されたα‐グルコシダーゼ遺伝子の塩基配列と発現

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  • Nucleotide sequence and expression of the gene encoding α‐glucosidase found in downstream of the mycodextranase gene from Streptomyces sp. J‐13‐3
  • Nucleotide sequence and expression of the gene encoding α-glucosidase found in downstream of the mycodextranase gene from Streptomyces sp. J-13-3
  • Nucleotide sequence and expression of the gene encoding アルファ glucosidase found in downstream of the mycodextranase gene from Streptomyces sp J 13 3

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抄録

放線菌J‐13‐3株のマイコデキストラナーゼは、α‐1,3とα‐1,4が交互に連結したD‐グルカンであるニゲラン中のα‐1,4結合を分解してニゲロースとニゲラン四糖を生産するα‐グルカナーゼである。マイコデキストラナーゼ遺伝子下流に見出されたα‐グルコシダーゼをコードする遺伝子を解析した。α‐グルコシダーゼは537残基のアミノ酸からなり、分子量は60,263と推定された。推定アミノ酸配列を他のα‐グルコシダーゼと比較した結果、α‐アミラーゼが属する糖質分解酵素ファミリー13に属し、触媒や基質との結合に関与する４つの領域が高度に保存されていた。試験管内で発現させた本遺伝子の発現産物はp‐ニトロフェニルα‐グルコースとマルトースを分解したが、イソマルトースとニゲロースは分解しなかったことから、α‐1,4‐グルコシダーゼ（EC 3.2.1.20）であると考えられた。

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