Bibliographic Information
- Other Title
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- キンセイ シンワ ト シテ ノ コジキデン ムスビノカミ オ メグッテ
- The Kojikiden as a Modern Myth : Concerning “Musubinokami”
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Description
本居宣長の『古事記伝』は、近代的な古事記研究の先駆として高く評価されているが、一方『古事記』そのものが大きく読み替えられ、作り替えられていく「神話の再解釈・再創造」の実践が見られる。それを象徴するのがタカミムスヒ・カムムスヒを、天地に先立って天地を生み成す神=産巣日大御神へと読み替えたところである。さらに天地創成の主宰神を探求する知の運動は、近世前期の垂加神道から遡って、中世後期の吉田兼倶の神道=「中世神話」へと系譜的に辿ることができる。ここから『古事記伝』を中世神話の系譜とともに、近世社会に屹立する「近世神話」として読み直すことで、近世思想史研究とは異なる『古事記伝』へのあらたな視界を開いていく。
中世日本紀
近世神話
天地創成神
虚無大元尊神
吉田神道
identifier:BO009400003909
Journal
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- 文学部論集
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文学部論集 94 21-36, 2010-03-01
佛教大学文学部
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050006363685117696
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- NII Article ID
- 110007974766
- 120007023826
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- NII Book ID
- AN10404998
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- ISSN
- 09189416
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- NDL BIB ID
- 10614020
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- departmental bulletin paper
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- Data Source
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles