生活福祉資金貸付制度の改正が意味するもの : 2009年10月改正を中心に

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タイトル別名
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  • Prospects of Revision of Social Fund in October, 2009

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抄録

本稿は2009年10月に実施された生活福祉資金貸付制度改正が,同制度にどのような影響をもたらしているかについて調査結果から検証することを目的としている。調査は,A社会福祉協議会から生活福祉資金貸付事業の委託を受けているA県内の市町村社会福祉協議会生活福祉資金貸付担当者への郵送式アンケート調査を実施した上で,A県内の政令市社会福祉協議会,特例市社会福祉協議会,町社会福祉協議会ののべ3か所の生活福祉資金貸付担当者及びA社会福祉協議会担当者から聞き取り調査を行った。その結果,改正によって新設された総合支援資金の貸付件数・金額は飛躍的に増加したが,貸付担当者からは制度のあり方について疑問が出されており,制度実施体制の整備や貸付相談員の育成等が今後の課題であることが明らかとなった。

多重債務問題改善プログラム

総合支援資金

実施体制の充実

貸付相談員の育成

identifier:FO000800001256

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