「起承転結」と<糸屋の娘>をめぐって

書誌事項

タイトル別名
  • 「 キショウテンケツ 」 ト 〈 シヤ ノ ムスメ 〉 オ メグッテ
  • The Four-part Organization of Chinese Poetry (Kishōtenketsu) and The Daughters of a Fiber Manufacturer

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抄録

「起承転結」の具体的な例として<糸屋の娘>を詠み込んだフレーズがよく使われる。「……、姉は十六妹は十四、諸国諸大名は弓矢で殺す、糸屋の娘は目で殺す」の類いである。これには数多くのヴァリエーションがあり、どれを挙げるべきか定かではないようである。この唄はどのような所から起こり、どのような変遷を遂げたのだろうか。また、商家はいろいろあるにもかかわらず、この姉妹はなぜ「糸屋の娘」なのだろうか。「糸屋」には通常の意味から逸脱する別の意味があったようなのだ。

起承転結

絶句

糸屋の娘

眼で殺す

identifier:BO010400010434

収録刊行物

  • 文学部論集

    文学部論集 104 67-77, 2020-03-01

    佛教大学文学部

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