小学校教員養成科目 家庭科における授業改善の一考察 : 板書とパワーポイントによる授業形態の比較を通して

書誌事項

タイトル別名
  • ショウガッコウ キョウイン ヨウセイ カモク カテイカ ニ オケル ジュギョウ カイゼン ノ イチ コウサツ バンショ ト パワーポイント ニ ヨル ジュギョウ ケイタイ ノ ヒカク オ トオシテ
  • A Study for the Improvement of Lectures on Home Economics in Elementary School Teacher-Training Courses: Teaching Methods Using "PowerPoint" and Blackboards

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抄録

現在、大学においてMicrosoft PowerPointによるスライド教材を利用した授業が多くみられる。小学校教員養成課程における家庭科(内容論)の講義においては、生活全般にわたる広汎な知識の実感を伴う理解が必要とされ、PowerPointの活用は有効であると思われる。本稿では、板書による授業形態と、PowerPointを使った授業形態に対する学習者の考えおよび理解度の比較から、学生にとって有効性の高い授業法について検討した。その結果、多くの学生は、板書による授業の方を好ましいと考えており、その背景にノートの書き取り易さがあった。またPowerPointの学習効果は学生の能力によって異なるようである。今回の調査・検討はアクションリサーチという授業改善のための手法である。得られた示唆を今後の授業改善に役立てていきたい。

家庭科

板書

PowerPoint

授業改善

アクションリサーチ

identifier:KO002100000194

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