会計主体論と連結基礎概念の関係の再検討

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タイトル別名
  • カイケイ シュタイロン ト レンケツ キソ ガイネン ノ カンケイ ノ サイケントウ
  • Reconsideration on Relationship between Theories of Equity and Basic Concepts of Consolidated Financial Statements

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抄録

type:Article

連結基礎概念における経済的単一体説は,会計主体論の企業主体説と結びつくのか,資本主説と結びつくのかを中心に,会計主体論と連結基礎概念の関係について見解が分かれている.本稿では,このような2つの見解がある会計主体論と連結基礎概念の関係について再検討を行っている.本稿では,2つの見解の差異について検討を行い,その原因が会計主体論の特徴への着目の違いにあることを示している.また,対立するように見える2つの見解について,会計主体論の企業主体説における負債と資本の区分の要否の解釈によっては矛盾しないことを指摘している.さらに,経済的単一体説が会計主体論の資本主説に結びつくという見解について,会計主体論の企業主体説の本質に改めて光を当てたものとして捉え直すことができることを示している.

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JEL Classification Codes: M41

identifier:http://repository.musashi.ac.jp/dspace/handle/11149/2216

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