高等学校における「働くルールを学び、働き方を考える」授業の開発 - 求人票からのアプローチ -

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  • コウトウ ガッコウ ニ オケル ハタラク ルール オ マナビ ハタラキカタ オ カンガエル ジュギョウ ノ カイハツ キュウジンヒョウ カラ ノ アプローチ
  • A Curriculum Development of Working Education in High Schools : Learning about Working Rules to Think about the Way to Work - An Approach of Job-Opening Information -

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学校教育の場での労働法に関する教育は行われているが、社会に出たときの実践的情報としては乏しく、低学歴の者や非正規雇用の者ほど労働法の理解度は低い現状である。労働相談件数が増加傾向にあることからも、労働法教育の必要性が痛感される。高校生を対象に、求人票を読み解ける程度の労働法の知識取得と実践的能力開発に寄与する授業プランを開発することを目的とし、その有効性を検証した。開発にあたっては「好きなこと」「やりたいこと」に拠らない職業選択方法として、どのような働き方をしたいかを考える授業を提案した。結果、労働法知識の理解では、就職活動を行っている3年生と同等の労働法知識を得ることができた。また、職業を選択する際には多様な視点から選択する意思がみられた。

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