シビリアン・コントロールに関する一考察 : 日本国憲法第66 条第2項に関連して

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タイトル別名
  • シビリアン ・ コントロール ニ カンスル イチ コウサツ : ニホンコク ケンポウ ダイ66ジョウ ダイ2コウ ニ カンレン シテ
  • A Study on the Civilian Control concerning the Constitution of Japan, Article 66th

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抄録

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[要旨]自衛隊は世界規模で見ても、近代的で大規模な軍隊になった。第二次世界大戦直後、日本国憲法は第 9 条で戦争を否定し、第 66 条で「文民」を掲げて、その「文民」に日本国憲法の運用を担わせた。日本国が集団的自衛権行使に積極的な方向へ政策を転換するとき、現在の日本国のあり方に対応する「文民」とは、どのような意味なのか。日本国憲法制定時の意味、そして諸外国の「シビリアン・コントロール(文民による軍隊の統制:文民統制、以下同じ)」の意義を踏まえて、安全保障関係法の整備の後に来る日本国憲法改正(案)の試みに照らしたときの「文民」を明らかにする。

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