一般大学生におけるバドミントン試合成績とサービスカとの関係

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  • The relationships of rate of service achievement and six different groups based on tournaments of badminton in sedentary university students

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抄録

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[目的] スポーツ実技授業において個人の運動スキルを把握することは、個人の評価の問題のみならず、授業を展開して行く上でも重要である。したがって、客観的な簡易スキルテストの開発が望まれところである。著者はこれまでに大学バドミントン授業におけるサービスを利用した簡易スキルテストを試案するための検討として、バドミントン授業を受講した学生を対象に調査を行い、バドミントン部経験者が未経験者よりサービス力が高いこと、バドミントン部未経験者であっても運動部経験者の方が未経験者よりサービスカが高いこと、バドミントン部経験者であってもその経験年数の多いほどサービス力が高い傾向にあることを明らかにしてきたり。また、一般学生のバドミントン授業における試合成績はショートサービスよりロングサービスの成功数に反映しやすいことなどを明らかにしてきた 2,3) 。ところで、これまではサービスの本数を10本に規定して検討を行ってきた)。しかし、サービス本数をより増やすことによって、試合成績や授業効果をより明確に評価できる可能性があると考えられた 3) 。そこで本研究はより試合成績の反映度の高いサービステストの資料を得るために、サービス本数を20本に増やして、バドミントン授業での試合成績とサービス力との関係をサービス本数の面から検討することにした。

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