大学バドミントン授業におけるサービスを利用したスキルテストの開発に関する研究 (2) : サービス力と競技力との関係

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  • Approach evaluating badminton skill in university physical education class (2) : Relationships between service ability and competition ability

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抄録

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[目的] 大学で実施されているスポーツ種目の授業において個々人の運動スキルを授業のできるだけ早い時点 で把握することは、個人の評価のみならず、授業の 展開の上でも重要と考えられる。しかし、いくら客 観的なスキルテストであったとしても多大な時間や設備が必要となれば、実用的ではない。大学での現状の多人数を扱うスポーツ実技授業を考えると、簡易スキルテストが望まれるところである。著者は前報 1)でバドミントン授業における簡易スキルテストの試案としてサービスに着目し、大学生 を対象にショートサービス(以下、Sサービス)およびロングサービス(以下、Lサービス)を実施させ、中学、高校および大学でのバドミントン部経験者が未経験者よりサービス力が高く、またバドミントン部未経験者でも運動部経験者が運動部未経験者 よりサービス力が高いことを明らかにした。したがって、前報で実施したサーピステストがバドミントンの簡易スキルテストとして利用できるものと考えられた。そこで、本研究では大学におけるバドミントン実技授業の受講学生のサービス力と競技力との関係を検討することにした。

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