バージニア大学における高度専門看護師 (APN) 教育に関する調査報告

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  • バージニア ダイガク ニ オケル コウド センモン カンゴシ APN キョウイク ニ カンスル チョウサ ホウコク
  • The report of concerning educational situation for an advanced practice nurse (APN) in University of Virginia
  • 実践報告

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看護学研究科における高度専門職養成教育のあり方を検討するための基礎資料として,米国の高度専門看護師 (APN : Advanced Practice Nurse) 教育に関する調査を行った.情報提供者は同大学院の教員,大学病院における臨床指導者,大学院生であった.調査項目は,バージニア大学大学院教育課程全体の概要,APNの理論的枠組み,老人看護,急性期看護(クリティカルケア,がん看護を含む),助産師教育,NP(Nurse Practitioner)教育およびDNP (Doctor of Nursing Practice) 教育,臨床指導の概要,大学病院におけるAPNの役割の実際についてである.米国では,NP,CNS (Clinical Nurse Specialist), CNM (Certified Nurse-Midwife), CRNA (Certified Registered Nurse Anesthetist) を総称してAPNとし,2年間の修士課程において養成するものとしている.このように統合した経緯には,実践現場でCNSとNPの役割を統合するような能力や役割が求められることと共に,一般看護師(ジェネラリスト)が担う実践とは異なる高度看護実践という概念が求められるようになってきたことがあげられた.更に,APNの上級にDNPを位置づけるなど,看護学の博士課程に,実践を重視した博士号 (DNP) を設けることを推進していた.

source:Journal of School of Nursing, Chiba University

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