書誌事項
- タイトル別名
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- ブリュッヒャー ベンヤミン ノ アートロン ト ハンナ アーレント
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抄録
type:text
本論文では、ブリュッヒャーの思想と、アーレントからみたベンヤミンの芸術論とを分析してきた。この分析から、アーレントの基本的な芸術観(本質論)と、そのなかからアーレント自身が取り出した芸術の現代的/政治的形式を跡づけることができる。『判断力批判』が含む、美学的議論と、反省的判断力の超越論的枠組みとが、どのように両立するのかは、あらかじめ輪郭が示されていた。それは、ホメロスを、「比喩」を自由に用いた芸術家と捉える枠組みであり、「比喩」が「美」として見られつつも「真理」を暗示する芸術作品の構造であった。この構造は、自由な創造力を解放するための条件である。このようなブリュッヒャー/ベンヤミンの「芸術」論の性質は、アーレントにおける「活動」と「判断力」のそれぞれの基本的性格である「自発性」と「伝達可能性(コミュニカビリティ)」とに、ごく初期から刻印されていたと結論してよい。
source:Studies on humanities and social sciences of Chiba University
収録刊行物
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- 千葉大学人文社会科学研究
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千葉大学人文社会科学研究 13 1-13, 2006-09-28
千葉大学大学院人文社会科学研究科
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050007072213424896
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- NII論文ID
- 120007086181
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- NII書誌ID
- AA12170670
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- ISSN
- 18834744
- 13428403
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- NDL書誌ID
- 8528856
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
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- CiNii Articles