本学体育系学生の訓練中の死亡事故に関する一考察

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[目的] 昭和60年5月26日本学ワンダーフォーゲル部員S君が、60年度二次新人養成合宿中に奥多摩川苔山ピーク附近で急死した。死因は急性心不全であった。事故者S君は20才であり、二浪して60年4月本学電気科に入学し、体育会ワンダーフォーゲル部に直ちに入部している。体格は身長173.5cm、体重74kg、胸囲91cmであった。高校時代は柔道部に入部しており初段の免状を持っていた。しかし昭和60年4月に実施した体力診断テストの総合判定はDであった。体力と病気との関係については誰しも簡単に述べることは出来ないが、体育系学生が体力判定がDやEでは好ましくないと考えられる。我々はこれらの件に注目して本学に在籍する1、2年生の体育系学生の体力、運動歴について凋査することにした。

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