合流部嵌頓結石に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術の1例

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タイトル別名
  • 症例 合流部嵌頓結石に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術の1例
  • ショウレイ ゴウリュウブカントンケッセキ ニ タイスル フククウキョウ カ タンノウ テキシュツジュツ ノ 1レイ
  • ゴウリュウブ カントン ケッセキ ニ タイスル フククウキョウカ タンノウ テキシュツジュツ ノ 1レイ
  • Laparoscopic cholecystectomy for impacted gallstone

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説明

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腹腔鏡下手術は1980年代に腹腔鏡下胆嚢摘出術として開発され,現在,様々な分野で応用されてきている。腹腔鏡手術の中で腹腔鏡下胆嚢摘出術は鏡視下手術の手術手技取得に最初に行われることが多い。しかし,高度の炎症を伴った胆石症の手術は困難であり,腹腔鏡下手術の適応に論議のあるところである。われわれは,結石の嵌頓や高度な炎症を伴った胆石胆嚢炎症例に対し,腹腔鏡下胆嚢底部先行剥離術(BFD)および胆嚢亜全摘術(SC)を考案し行った。術後経過は良好で,総胆管の損傷等の合併症も認めなかった。腹腔鏡下胆嚢摘出術における炎症を伴った手術困難例に対し,胆嚢体部先行剥離術(BFD)および胆嚢亜全摘術(SC)は合理的で安全な術式と考えられた。

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