多分野のソーシャルワーク実践におけるケアマネジメント展開の比較 : 福岡県内の相談支援事業所へのアンケート調査から

書誌事項

タイトル別名
  • A Comparative study of Care Management Practice in Multi-field Social Work : Questionnaire survey to Social Workers in Fukuoka prefecture
  • タブンヤ ノ ソーシャルワーク ジッセン ニ オケル ケア マネジメント テンカイ ノ ヒカク : フクオカ ケンナイ ノ ソウダン シエン ジギョウショ エ ノ アンケート チョウサ カラ

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抄録

ケアマネジメントの概念には、仲介や連結、代弁といった利用者と支援者を中心とした直接的なものから、新たなサービスの開発といった地域全体を見据えた間接的なものなど、多様な内容が含まれている。また、高齢者や児童、障害児・者などの分野に取り入れられているケアマネジメントは、分野ごとに異なる制度や理念にもとづいて実践されている。こうしたなか、個別具体的なケアマネジメント展開の研究はすすんできたものの、支援方法としての展開枠組みを明らかにする実証的な先行研究は少ない。 そこで本研究では、日本のソーシャルワーク実践におけるケアマネジメントの展開枠組みを考察するため、多分野のソーシャルワーカーへのアンケート調査を行った。その結果、「利用者へのサービスの調整・活用・提供」と「サービス提供システムの改善・向上・開発」という2つの因子の存在と、これらの因子からみた分野ごとのケアマネジメントの特徴が明らかになった。

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