書誌事項
- タイトル別名
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- Memory in Childhood and the Collective Memory (2)
- ヨウネン ジダイ ノ キオク ト シュウゴウテキ キオク(2)
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説明
ヴァルター・ベンヤミンは、幼年時代にこだわり、幼年時代の記憶に特別な意味を与えている。本研究は、ベンヤミンの思索を手がかりに「幼年時代の記憶は集合的記憶とどのように関わるのか」を問う。本研究は3部構成であり、本稿はその第2部である。テクストとしては、 『ボードレールにおけるいくつかのモティーフについて』を主に扱う。ベンヤミンは、幼年時代の記憶と集合的記憶の交差を探究する際に「厳密な意味での経験」の重要性を指摘している。ベンヤミンは「経験」と「体験」を厳格に区別しており、本稿ではまずこの「経験」と「体験」の違いを明らかにした。次に、プルーストの「無意志的記憶」と同義とされるベンヤミンの「記憶」が、「厳密な意味での経験」といかに関わっているかを解明した。その際、「照応」と「アウラ」を鍵概念として考察し、 「記憶」が偶然的で一回的であることと、「厳密な意味での経験」が礼拝的性格をもつことを明らかにした。
収録刊行物
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- 福岡県立大学人間社会学部紀要
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福岡県立大学人間社会学部紀要 20 (2), 15-27, 2012-01-08
福岡県立大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050007827763560704
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- NII論文ID
- 110009328573
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- NII書誌ID
- AA11875546
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- ISSN
- 13490230
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- NDL書誌ID
- 023545886
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles