教育活動としてのわらべうたによる幼児の音楽的発達に関する実証研究 : 身体動作による表現に着目して

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  • キョウイク カツドウ ト シテ ノ ワラベウタ ニ ヨル ヨウジ ノ オンガクテキ ハッタツ ニ カンスル ジッショウ ケンキュウ : シンタイ ドウサ ニ ヨル ヒョウゲン ニ チャクモク シテ
  • An Empirical Study on the Musical Development of Young Children Using “Warabeuta” as an Educational Activity : Focusing on Expressions by Physical Movement

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わらべうたは歌を伴う伝承遊びであり、先行研究からも子どもの発達や人格形成に寄与する効果と様々な教育的意義が明らかになっている。本研究ではその一つとして音楽的発達を取り上げ、幼児の姿から実証することを目的とした。教育活動として位置付けている幼稚園の実践を分析対象とし、わらべうたを歌いながら遊ぶ活動には様々な身体動作が伴うため、その身体動作による表現に着目して幼児の音楽的発達の様相を考察した。結果として発達段階による動きから拍、強弱、速度、フレーズ等の音楽的発達の様相が明確に見られ、継続的・体系的に積み重ねていくことの重要性が明らかとなった。その上で小学校への接続に向けた活動モデルも提示した。

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