前川三郎と大東文化学院 : 学院紛擾下における教員配置とカリキュラムの変容

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タイトル別名
  • マエカワ サブロウ ト ダイトウ ブンカ ガクイン : ガクイン フンジョウ カ ニ オケル キョウイン ハイチ ト カリキュラム ノ ヘンヨウ
  • Saburo Maekawa and Daito Bunka Gakuin

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抄録

慶応義塾において長く教員をつとめ同校名誉教授となった前川三郎は、ごく短期間ではあるが、大正末から昭和初期にかけて大東文化学院教授であった。当時の大東文化学院は学院紛擾の最中にあり、前川は帝国大学出身者を中心とする官学派から請われて大東文化学院の教壇に立つこととなった。大東文化大学板橋図書館の貴重書庫内には前川家から寄贈された膨大な資料が保管されており、大東アーカイブスへの移管を検討する過程で貴重な資料が複数含まれていることが確認された。本稿はそれら資料を用いることによって、改めて教員及びカリキュラムの変容を含む学院紛擾の様相を明らかにすることを目的としたものである。

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