ル・コルビュジエ「レマン湖畔の小さな家」原寸レプリカ(第1報) ― 単管を用いた仮設壁体フレームの制作 ―

抄録

ものつくり大学の学長プロジェクト第 2 弾として,2017 年度から本学の調整池の畔にル ・コルビュジエ設計の世界遺産17作品のひとつ,スイスの「レマン湖畔の小さな家(通称:母の家)」の制作を行ってきた.2020年度はこれを引継ぎ,八代研究室の2名:宮野湧太および石橋侑也の卒業研究として,「単管パイプを用いた仮設壁体フレームの図面作成および施工」を行った.本制作では,建物の壁体部分の表現として単管パイプを用い,いわゆるワイヤーフレームを形成し,これを「壁体フレーム」と称する.役割分担については,宮野が図面作成を,石橋が施工をそれぞれ主担当した.図面作成および施工ともに,第 1 段階:床スラブの増し打ち,第2段階:壁体フレームの単管組み,第3段階:壁面パネルの設置 の3段階に分けて行う.

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