広がりつづける青森の子ども食堂

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タイトル別名
  • Growing Opportunities to Provide Children'sCafeteria to Communities in Aomori

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説明

2016年に八戸で初めて立ち上げた子ども食堂は5年目を迎えた。立ち上げ当初は周知拡大も進まず不安な状況であったが、2018年頃から増加し、今やその数は県内50ヵ所余になった。けれど、その1年後にはコロナウイルス感染症が発症し、開設したばかりの子ども食堂のほとんどが休業中である。コロナ禍で行動制限が伴う中でも、できることを考えようという想いから食材や弁当の無料配布が始まった。また会食ぬきでオンライン学習会や物づくり、体験活動などを企画した所もある。その背景には行政や自治体の支援があり、共に様々な企画を勧めながら周知拡大に努めてきた経緯がある。これらの現状を踏まえて、今後も継続した取組みができるよう考察する。

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