「介護等の体験」の事前・事後指導のあり方の検討 -社会福祉施設における体験を中心に-

書誌事項

タイトル別名
  • Consideration of the way to provide prior and follow-up guidance for "Experiences in Nursing Care, etc." - Focusing on experiences in social welfare facilities -
  • 「 カイゴトウ ノ タイケン 」 ノ ジゼン ・ ジゴ シドウ ノ アリカタ ノ ケントウ : シャカイ フクシ シセツ ニ オケル タイケン オ チュウシン ニ

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説明

「介護等の体験」は,小学校・中学校の教員免許取得のために義務付けられた体験活動である.障害者や高齢者等の介護を必要とする人々が利用している社会福祉施設5 日間,特別支援学校2 日間の合計7日間が課されている.社会福祉施設での体験については,介護等体験導入期には介護等体験の必然性も含め批判的に論じている文献が多いが,制度の定着に従い介護等体験を肯定的に論じる研究もみられるようになり,子どもと共感的な人間関係を築くための基礎経験として大変有用であるとする研究や介護等体験の教育的意義と効果について言及する研究もある.これらの研究を踏まえ,学生の介護等体験を単なる「体験」で留まらせるのではなく,教職課程において教育実習の前段と位置づけ,学外での実習の心構えを養 うという観点からも事前・事後指導のあり方を検討することが必要である.

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