書誌事項
- タイトル別名
-
- Relation of Self-Esteem and Recognition of Care Work in Care Workers
- カイゴショクイン ノ セルフ ・ エスティーム ト カイゴ ニ タイスル ニンシキ ト ノ カンレン
この論文をさがす
説明
本研究の目的は、介護職員のセルフ・エスティームという自己に対する評価感情が、介護業務の遂行への自信、および介護業務への認識にどのような影響を及ぼしているのかを検討することである。独自に作成した質問紙調査票を用いた調査により、特別養護老人ホームと介護老人保健施設に所属している介護職員431名から有効回答を得た。それらを分析した結果、介護職員のセルフ・エスティームが高い場合、「身体介護」、「社会活動」、「心理援助」に関する介護業務の遂行への自信が高まること、要介護高齢者を肯定的に捉え、「介護責任」も重視するようになること、介護業務の遂行に対する自信が質の高い介護につながること等が考察された。
収録刊行物
-
- 九州生活福祉支援研究会研究論文集
-
九州生活福祉支援研究会研究論文集 9 (1), 7-15, 2015-09-30
佐賀 : 九州生活福祉支援研究会