福岡県立大学人間社会学部における統計演習の教育効果(2021年度)

書誌事項

タイトル別名
  • Educational Effectiveness of Statistical Exercises in the Faculty of Integrated Human Sociology and Social Sciences, Fukuoka Prefectural University(2021)
  • フクオカ ケンリツ ダイガク ニンゲン シャカイ ガクブ ニ オケル トウケイ エンシュウ ノ キョウイク コウカ(2021ネンド)

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説明

福岡県立大学人間社会学部で3年次に開講されている統計演習の教育効果を検証した。授業は、面接授業を原則として非同期型オンライン授業と組み合わせて行った。記述統計・推測統計・変数間の解析に関する知識、データ解析スキルの修得度についての受講生の自己評価、授業の各回での授業アンケート、eラーニング確認テスト結果等より考察した。  受講生の自己評価において、受講前と比較し、専門用語の理解度が全23項目で向上し、10項目に有意水準1%もしくは5%で統計的に有意な差が得られた。データ解析のスキルの修得度については、受講前と比べて「Excelを使った統計処理」の項目別操作スキルの修得度が全16項目で上昇し、15項目に有意水準1%で統計的に有意な差が得られた。  2019年度の面接授業と比較し、専門用語の理解度については、21項目全てで上昇し、3項目に有意水準1%もしくは5%で統計的有意な差が得られた。データ解析スキルの修得度については、15項目全てで上昇し、8項目に有意水準1%もしくは5%で統計的有意な差が得られた。

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