佐古田好一の学校づくり実践における「子ども理解」の位置づけ

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タイトル別名
  • The Positioning of the Understanding the Actual Situation of Children at the Sakota Yoshikazu's Practice of “Gakkou-dukuri”
  • サフルタ コウイチ ノ ガッコウズクリ ジッセン ニ オケル 「 コドモ リカイ 」 ノ イチズケ

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抄録

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地域の連携の場面においてどのような特徴がみられるのか明らかにすることを課題とし、佐古田好一の1950 年代の学校づくり論及び教育実践に着目して検討を行った。検討を通じて、次の三点を明らかにした。第一に、佐古田の学校づくり論では、子ども・親・地域の実態把握を土台として学校づくりを進めていく、という構造をとっていたこと、第二に、当時の佐古田の実践における親・地域との連携の活動では「子どもの作品」が中心に置かれていたこと、第三に、佐古田の学校づくり論や実践における教師・親・地域の連携の活動が必要とされた理由として、①子どもの実態把握、②子どもを育てる上での「共通の願い」を教師・親が持つこと、が挙げられていたこと、である。

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