コウモリの生態再現システム-Covid-19の長距離感染伝搬の可能性について-
Search this article
Description
Covid-19はSARS-CoV-2ウィルスによる感染症で,ヒトへの感染が知られている遺伝子配列の類似したコロナウィルスは,SARS-CoV-2を含めて7種類が知られている.これらのコロナウィルスに対する抗体を有するヒトは,Covid-19に感染しにくい可能性も考えられ,コロナウィルスの長距離伝搬可能性の解明は,今後Covid-19対策を検討する上で重要な要素の一つとなり得ると考えられる.コロナウィルス伝搬の媒介として知られるコウモリは平時の活動範囲が約3km,出産期には100km以上と言われており,地球規模での伝搬に要する時間等についてはまだ解明されていない.そこで,本研究ではマルチエージェントシミュレーション方式によりコウモリの生態を再現するシステムを構築したので報告する.
Journal
-
- 第83回全国大会講演論文集
-
第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 211-212, 2021-03-04
情報処理学会
- Tweet
Keywords
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1050011097116130432
-
- NII Article ID
- 170000187342
-
- NII Book ID
- AN00349328
-
- Text Lang
- ja
-
- Article Type
- conference paper
-
- Data Source
-
- IRDB
- CiNii Articles