高充填率と低待時間を両立するジョブバッチスケジューリング手法の提案と効果検証

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抄録

近年のHPCシステムでは利用者の増加と利用者層の拡大に伴い, 投入されるジョブ数は増加しており, また, 多様化している.システムの運用においてユーザの立場ではジョブの待ち時間が, 運用の立場では充填率が重視され, これらの両立が大きな課題となっている. 待ち時間はシステム側で十分なノード数を用意することで, 充填率はジョブ受け入れに制限を設けることで改善可能だが, 一方を優先させることで他方が悪化する可能性がある. 本研究では高い充填率と低い待ち時間を両立するシステム運用の実現に向けて, ジョブ情報を踏まえたシステムノードのパーティション分割, 及びジョブスケジューリング手法を提案する.

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