USB-PDを活用した電力の合成分配制御に関する検討

この論文をさがす

説明

再生可能エネルギーの利用には大容量の蓄電装置が必要であり、蓄電装置の価格を下げることが利用拡大に貢献すると考えられる。低価格で蓄電量を増大させるには複数の異なる電池を組み合わせてることが有効な手段であると考えられる。本研究では電池の能力を活用し、負荷デバイスの効用を最大化する電力フロー制御の確立を目標とする。近年給電規格として採用が進むUSB-PDは電力フロー制御の実装が可能な有力インターフェースである。現在、我々はUSB-PDの特性を活用した装置であるバーチャルグリッドハブを開発中である。本発表では試作品を用いた基本機能の実装実験に基き電力フロー制御を行う上で生じる課題を分析し、報告する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ