視界分割による複数の空間表現を用いた身体的インタラクションシステムの提案
説明
我々は,視界分割を用いた空間表現システム「CompoundViewer」を開発した.CompoundViewer は,異なる複数の空間の映像を並べて表示する頭部運動追従型両眼視覚提示システムである.CompoundViewer は,ディスプレイの画面分割のような平面的な表現ではなく,人間の視界を分割して複数の立体的な空間を表現する.我々は HMD を介して,擬似的に人間の視界を複数に分割する.分割した視界にそれぞれ異なる空間の映像を投影する.これにより,複数の空間内の様子をユーザに提示することが可能になった.そこで本稿では,従来の空間間の移動手法と違い,複数空間を視認しながら空間間の移動を行うことが可能なインタラクションシステムを提案する.身体に対する空間的制約を 3 段階に分けて実験を行った.実験の結果,視界分割表現を用いた空間間の移動表現では,空間間による身体移動表現と同じように,バーチャルハンドに身体所有感を生じて,身体的空間動作を行えることがわかった.またアンケートの回答から,視界分割による三次元的に空間移動可能な身体的操作表現についての身体的操作性の影響と習熟度の違いなどの問題点が明らかになった.
収録刊行物
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- マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2019論文集
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マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2019論文集 2019 1131-1137, 2019-06-26
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050011097117650304
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- NII論文ID
- 170000181428
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00202338/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles