注意散漫運転検出方式
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説明
情報技術の発展に伴い自動運転技術に関する研究がITS(Intelligent Transport Systm)の分野で行われている.初歩的な段階として運転者の支援を行うものから,最終段階として完全にシステムが運転を行うものまでが定められている.自動運転技術が確立された場合,車両に搭載されたセンサや通信機を用いて,自動運転車両および周辺の状況から自動運転車両自身で判断し走行する.現時点では自動運転車両は普及しておらず,人間が運転を行う車両が主流であり,運転者の誤った判断,動作などから事故が発生する可能性がある.システムが運転を行う車両が普及するまでは運転者が運転を行う必要があるため,事故の発生を予測して運転者に知らせるなどのアシストが必要である. そこで,運転者が運転時に持つコンテキストと運転時に発生するイベントから状態遷移図を作成し,各状態に危険度の概念を設定することを提案する.危険度に応じて対応を行う.本論分では,車載情報端末等の操作によって注意が散漫になっている状態の危険度を設定するため,ドライビングシミュレータ実験を行い評価した.
収録刊行物
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- 第81回全国大会講演論文集
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第81回全国大会講演論文集 2019 (1), 321-322, 2019-02-28
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050011097117755264
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- NII論文ID
- 170000179949
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles