膵臓手術シミュレータ Pancsim への十二指腸モデルの追加

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がん治療の第一選択として手術が広く行われている.しかし,外科医は10年以上の研修期間を要するため,日本の外科医師数は年々減少の一途をたどっている.そのため筑波大学リサーチユニットでは2010年代初頭から3D-CGバーチャル手術シミュレーションユニットを立ち上げ,質の高い外科治療を維持したまま研修期間の短縮を目指し,手術シミュレーションの開発と教材づくりに取り組んでいる.本研究ではプロジェクトの一環として膵臓手術シミュレータ『Pancsim』を開発した。Pancsimは複合臓器手術シミュレーションを見据えたシミュレータであり実際に膵臓だけでなく十二指腸も含めたシミュレーションにすでに対応している. さらに, 複雑なシミュレーション環境でも高速な動作を実現するための手法に関する検討も行った.

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