事例からの類推学習
書誌事項
- タイトル別名
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- Analogy Reason And Learn From Cases
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説明
類推は人間が日常ごく普通に行っている推論方法である。何か未知の領域について知りたくなったときに、その領域の限られた知識によって、例えば演繹のようなものでは推論できそうになければ、それと類似した既知の領域の知識を用いて推論を行うというものである。事例からの類推は、化学物質の研究開発のような、理論や方法が確立されていない分野や、裁判における判例のような、一般的規則よりもむしろ事例の方が優先するような分野での実用が有効的である。本稿では、類推を使って類似した過去の問題解決事例を利用して問題に対する解を導き、その解を新たな事例として獲得するとともに、類推結果が失敗に終わった場合も事例として残しておき、同じ過ちを繰り返さないためにそれを活用する方法を、判例から判決を類推するシステムの試作を通じて述べる。
収録刊行物
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- 全国大会講演論文集
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全国大会講演論文集 第44回 (人工知能及び認知科学), 21-22, 1992-02-24
情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050011097123855104
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB