状態遷移モデルに基づく日本語の動作動詞の分析
書誌事項
- タイトル別名
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- Analysis of Japanese Active Verb Based on State Transition Model
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説明
日本語の動詞の分類法の一つとして状態動詞と動作動詞に分ける方法が知られている。動作概念は対象世界の状態の時間的変化を表す。この点に着目し、我々は対象世界に関する動作前後の状態の対で一つの動作概念を捉えることができると考え、情景描写文の空間的制約抽出システムを構築した。このシステムでは動作動詞を含む日本語情景描写文を入力とし、対象世界に関する空間的制約条件集合を動作前後の2つの時点について出力する。従って動作の途中の過程に現われる対象世界の状態変化を抽出することができない点が問題となる。本研究では動作前後の状態の他に動作の途中の過程に現われる状態をシステムの出力に加えることにより上記の問題を解消するための方法を提案する。
収録刊行物
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- 全国大会講演論文集
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全国大会講演論文集 第42回 (人工知能及び認知科学), 172-173, 1991-02-25
情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050011097123991808
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB