センサネットワークのためのスリープモードを考慮した AODV プロトコルの改良
Search this article
Abstract
センサネットワークにおいて,各ノードは消費電力をできるだけ少なく抑えることが求められる.このため,送信しないノードはスリープさせることが考えられるが,このとき,パケットを中継はスリープしていないノードに依頼する必要がある.そこで,ノードを計画的にスリープさせるスリープスケジューリング方式が提案されているが,全てのノードを計画通りにスリープさせるのは困難である.そこで,本論文では, AODV (Ad hoc On-Demand DistanceVector) プロトコルを改良し,それぞれのノードでスリープするまでの時間を広告することで,事前に計画することなく,各ノードがスリープすることを実現する.そして,シミュレーション実験により,提案方式の有効性を確認する.
Journal
-
- 第74回全国大会講演論文集
-
第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 541-542, 2012-03-06
Information Processing Society of Japan (IPSJ)