可動型ディスプレイを用いた教示向けエージェント
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抄録
本論文では、指差し・視線を模した可動型ディスプレイの動きで幼児に教示をするエージェントを提案する。発達認知科学に基づいて幼児教育を支援するエージェントの開発が行われており、幼児は、人間に似た身体構造を持つヒューマノイドロボットの行動の意図を理解したりすることが明らかになっている。本研究では可動ディスプレイを用いて、ヒューマノイドロボットの指差しや視線提示を模倣した動きを行うことで幼児に教示できるエージェントを開発する。可動型ディスプレイの関節数はヒューマノイドロボットよりも少ないため故障リスクは減り、更にタブレットならばアプリケーション導入環境が整っているのでコンテンツの共有が容易で普及もしやすいという利点がある。本研究では、可動ディスプレイの移動回転を指差しや視線提示に見立てて幼児に指示を出すことで、ヒューマノイドロボットでなくても幼児がエージェントの指示の意図を理解できるかを検証する。
収録刊行物
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- 第76回全国大会講演論文集
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第76回全国大会講演論文集 2014 (1), 793-795, 2014-03-11
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050011097125334656
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- NII論文ID
- 170000086475
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00105361/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles