モバイルデバイスを用いたリアルタイムAR積雪可視化システムの検討
Description
雪が多く降る地域では,公道への消雪パイプの設置など,降雪に対して様々な対策がなされる.ただし,狭い路地や住宅前の通路,屋外駐車場の雪は,住民が自ら除去する必要がある.このとき,雪がどのくらい,どのように積もるかシミュレーションによって予測と表示が行えれば,雪かきにかかりそうな時間を見積もり,時間に余裕をもって雪かきを実施できる.しかし,現実世界と同じような詳細なシミュレーションを行う場合,リアルタイムで結果を表示することは難しい.本研究ではモバイルデバイスを想定し,カメラで撮影したリアルタイムの映像に雪を降らせ,積雪のシミュレーション結果を速やかに表示 する可視化システムを検討する.検討システムでは撮影映像から奥行き情報を深度として推定し,その値に基づいて,拡張現実(AR)技術によって積雪の予測結果を重畳表示する.
Journal
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- 第29回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集
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第29回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集 271-272, 2021-10-18
情報処理学会
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050011097134026624
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- NII Article ID
- 170000185683
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- conference paper
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- Data Source
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- IRDB
- CiNii Articles