感触を楽しむ絵画

Abstract

絵画から呼び起こされるのは視覚だけではない。その持つ空間を深く感じるには、もう一つ五感を足せばいいのではないかと考えた。触れることは、最も臨場感のある、現実的な感覚であるため、触覚に着目した。しかし、通常絵画に触れることはできない。そのため、振動モーター付きの台座を制作し、ポストカードを乗せることで絵画に疑似的な感触をつけた。そうすることで、絵画によって違う感触を調節できる。つまり、それに描かれた空間が生きているかのような体感ができると考えた。この台座で、視覚と触覚の二つの感覚を合わせた楽しみ方を提案する。

Journal

Details 詳細情報について

  • CRID
    1050011097134148224
  • NII Article ID
    170000185185
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1001/00212481/
  • Text Lang
    ja
  • Article Type
    conference paper
  • Data Source
    • IRDB
    • CiNii Articles

Report a problem

Back to top